カントン包茎だと性行為が難しい理由
カントン包茎だと性行為が難しい理由
包茎と聞くと、亀頭が皮に包まれた陰茎だとイメージされることでしょう。さらに細かく分類すると真性・仮性・カントン包茎の3種類に分けることが可能です。この3種類のうちカントン包茎は陰茎から亀頭を包む包皮輪が筒状になっていて、亀頭の一部分しか皮がめくれていない陰茎のことを指します。
平常時は何ら不快感はないのですが、勃起時や性行為時は陰茎全体を皮膚が締め付けるので激しい痛みを伴い、性行為が難しいという弊害を生むものです。カントン包茎の場合、勃起した際に亀頭が皮から大きくはみ出してしまうのも特徴で性行為が終わった後、元に戻らないということもあるほどです。
いわば陰茎の部分を締めつけられたような形となって、そのまま放置しておくと皮が避けて出血する恐れもあるので早期治療が望ましいです。カントン包茎は性行為時に痛みが伴うというのが行為を難しいものにさせており、これを打開するには包皮輪を取り除く必要があります。
カントン包茎の治療が受けられるところ
性行為を難しいものにしているカントン包茎は、泌尿器科・形成外科・美容外科の3か所で治療を受けることが可能です。泌尿器科と形成外科ではカントン包茎手術は健康保険適応内の治療となるので、治療費は3割負担のみでおこなえます。ただし、治療方法は外科的な手術のみしかなく、1日ないし2日間の入院治療となるのが特徴。
これに対して美容外科であれば自由診療のため、全額自己負担の治療費となりますが、ピーリング施術とレーザー手術をカントン包茎治療で実施されるため入院をする必要がなく短時間で治療を終えられます。さらにオプション治療も用意されていて、亀頭増大施術も同時に受けられるところです。
カントン包茎を治療するという点では3か所とも同じですが、治療を受けるにあたってどのような効果を得たいのか・手術の手順などの違いがあるので、治療を考えている場合は自身の希望に見合っている医療機関を頼るのが賢明といえるでしょう。
まとめ
以上、カントン包茎だと性行為が難しい理由と治療を受けられる医療機関についてでした。真性・仮性包茎と違ってカントン包茎は陰茎から亀頭を包むようにして皮がかぶさっているのが特徴です。これにより勃起時に両サイドから圧迫されるので激しい痛みを伴います。
性行為をすることが苦痛となってしまうものなので、早い段階で医療機関を頼ってカントン包茎治療を受けるのが望ましいです。保険が適応される治療でもあり、手術はどなたでも受けられます。